全国高校総体(インターハイ)第6日は2日、兵庫県明石中央体育会館などで13競技が行われ、重量挙げ53キロ級で川上高輝(愛媛県新居浜工)がスナッチ85キロ、ジャーク115キロのトータル200キロをマークし、ジャークとトータルで優勝した。陸上男子三段跳びでは村上大雅(済美)が6位入賞した。
 重量挙げ53キロ級で川上はスナッチ、ジャークともに自己ベストを出し、トータル200キロで頂点に立った。3月の全国選抜大会に続く2冠。川上は「自己新で優勝できてうれしい。メンタル面での成長が大きい」と躍進の理由を語った。
 男子三段跳びの村上は、インターハイの予選最初の試技で15メートル11をマーク。目標にしてきた15メートルの壁をクリアしたが「予選で記録が出たことで、決勝に気持ちを集中させられなかった」と村上。それでも決勝3回目で14メートル92を跳んで勝負強さを発揮し、6位入賞を果たした。